こっくり深いべっこう色の木枯らし芋は、まるでいもようかんを食べているかのような、やわらかくてねっとり甘い味わいが自慢。糖度が高く、しっとりとした食感の紅はるかをじっくり蒸し、ひとつひとつ手作業で皮をむいて天日干しして作っています。
1きれいに洗った芋を蒸気でじっくり半日ほどかけて蒸します。芋の品種は、甘さや食感が干し芋づくりに最適な紅はるかを使用します。
2蒸した芋は、熱いうちに手作業でひとつずつ表層をむいて、中心のおいしいところだけを使います。
3加温ができる乾燥機で12時間ほど乾燥させて水分を飛ばし、うまみを凝縮させます。
4ハウスの中で、じっくり天日干し。乾燥具合を見極めながら、やわらかくてしっとり甘い木枯らし芋に仕上げます。
5丸干しなら3~4日、平干しなら1~2日ほど天日干しして完成です。 ※干し芋の表面に白い粉がつくことがありますが、糖分が変化したもので品質に問題はありません。安心してお召し上がりください。
トースターや七輪で、表面に焦げ目がつくくらいまであぶっていただくと、香ばしさが加わり、さらに美味しくいただけます。固くなってしまった場合は、電子レンジで軽く温めると甘さが引き立ち、できたてのようなねっとり・しっとりとした食感が復活します。
※保存する場合は袋をしっかりと密閉してください。
さつまいもの収穫は、外の空気が冷たくなり始める10月頃から。収穫したさつまいもは、貯蔵庫で寝かせて熟成させる「追熟」という工程を踏むことで、グッとおいしさが増していきます。追熟に最適な温度は13℃~15℃。さつまいもに豊富に含まれるデンプンはじっくり熟成させることで糖に変化するため、甘みと風味を引き出すことができるのです。
上村滋養農園が自信をもってお届けするサツマイモ。クロレラやステビアといった、天然由来の肥料を取り入れながら、強くておいしい作物づくりに取り組んでいます。糖度が高く木枯らし芋の加工に適した「紅はるか」や、ホクホクとして焼き芋に最適な「紅あずま」などの定番品種から、ムラサキ芋の「パープルスイート」など、種類豊富に栽培しています。
紅あずま
紅はるか